スマートスピーカーやEchoデバイスは種類が多く、どれにしようか悩みますよね。
そんなあなたにハイスペックの(第3世代)を紹介します。

スマートディスプレイで唯一自動回転するモーション機能がついており、キッチンで料理していたりリビングで休んでいるときにも大活躍しています。
この記事では4年以上使っている実体験をもとに
- 便利なところ・不便なところ
- 裏ワザ的な使いかた
- 徹底的に使いこなす方法
Echo Show 10の魅力や気になったことをたっぷりお伝えします。
- 料理中や掃除中でも動画を快適にみれる
- 外出先から部屋の様子をみれて安心できる
- ビデオ通話で離れた家族との距離が縮まる
定価で約3万円と少しお値段が張りますが、動画や音楽やテレビ通話を楽しんだり、見守りカメラとしても使えたりと盛りだくさんの機能で十分価値のある製品です。
最高のスマートスピーカー・Amazon Echoデバイスを探している方におすすめなのでぜひチェックしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
• 回転できるモーション機能が超便利 | • ものを倒してしまう事故に注意 |
• 大画面で動画で楽しめる | • 持ち運びが大変 |
• ビデオ通話や見守りに使える | • 置くスペースが必要 |
Echo Show 10(エコーショー10)第3世代の概要・できること
Echo Show 10(第3世代)のスペックについて見ていきましょう。
他のEchoデバイスとの比較
Alexa搭載のEchoデバイスには2種類あります。
- 安価なスピーカータイプのEcho Dotシリーズ
- 高機能でディスプレイ付きのEcho Showシリーズ
Echo Show 10(第3世代)は、ディスプレイ付きのEchoシリーズの中の上位モデルです。
Echo Show 5 | Echo Show 8 | Echo Show 10 (第3世代) | |
---|---|---|---|
定価 | 8,980円 | 14,980円 | 29,980円 |
ディスプレイ | 5.5インチ | 8.0インチ | 10.1インチ |
スピーカー | 1.6インチ x 1 | 2.0インチ x 2 | 1.0インチツイーター x 2 3.0インチウーファー |
カメラ | 200万画素 | 1300万画素 | 1300万画素 |
スマート家電の簡単セットアップ ※Zigbeeスマートホームハブ内蔵 | × | × | ○ |
サイズ(mm) 幅 x 高さ x 奥行 | 148 x 86 x 73 | 200 x 130 x 99 | 251 x 230 x 172 |
モーション(回転)機能 | × | × | ○ |
動画をみたりビデオ通話ができればとりあえずよい場合は安いEcho Show 5が、快適に使いたい場合はEcho Show 10がおすすめです。
Echo Show 10(第3世代)でできること
この記事ではEcho Show 10(第3世代)だからこそできることを中心に紹介します。
タイマーやリマインダーやスキルなどのAlexaの基本機能についてはこちらをご覧ください。
【2025年最新】アレクサの便利な使い方・できること総まとめ(41個)
【保存版】Alexaで叶える未来の暮らし。2024年最新の41機能を完全網羅!基本テクニックから上級者向け裏技まで、あなたの毎日をもっと便利に、楽しく。

モーション機能で画面の向きを自動調整
カメラやマイクで人の場所を自動認識し、自動でその人のほうに画面が向きます。
350°回転するのでどこにいてもあなたが正面になり、
- 料理中に流し台からコンロに移動したとき
- フローリングワイパーで床掃除しているとき
など家事をしているときや、部屋のどこにいても快適に動画を見ることができます。
動画や映画を楽しむ
高音質なサウンドと10.1インチのHDディスプレイで、テレビがなくても動画を見れます。
- Prime Video
- Netflix
- ひかりTV
- Paravi
のような公式サポートされている動画サービスだけでなく、ブラウザを使ってYouTubeなども見ることもできます。
>YouTubeをアレクサで便利に使う方法もあわせてご覧ください。

快適なビデオ通話
モーション機能によってあなたが常に映るように自動でカメラの向きを調整します。
部屋の中を移動してもわざわざ自分でカメラを調整することがなくなり、楽しくビデオ通話ができます。
映したくない背景やタイミングなどがあるときは、モーションオフボタンをタップしてすぐに無効化でき、プライバシーについてもしっかり考えられています。
スマートデバイスと簡単接続
Echo Show 10(第3世代)はスマートホームハブを内蔵しており、「アレクサ、デバイスを探して」というだけでZigbee対応家電に簡単に接続できます。
別売りのスマートホームハブを買う必要がなくなるので、スマート家電を今後買うかもという人におすすめです。
Bluetoothと同じような近距離用の無線通信規格です。Bluetoothと比較して、低コストで応答速度が早く、同時接続できる台数が多いというのが特徴です。
外出先から部屋の見守り
スマートフォンのAlexaアプリを使って部屋の様子を確認できます。
カメラの向きを操作したりズームもできるので、外出先から遠隔操作できて便利です。
留守中に子どもやペットが気になる方におすすめです!

フォトフレームでスライドショー
Amazon Photosに保存しているお気に入りの画像や写真を飾ることができます。
クラウド連携でデータ同期も簡単で、思い出の詰まった写真やきれいな画像でお部屋を素敵にしましょう!
↑ 目次に戻るEcho Show 10(第3世代)のレビュー
実際の写真も載せながら、メリット・デメリットについてレビューしていきましょう。
外観やサイズをレビュー
サイズ感
▲横はティッシュ箱と同じ
▲土台 + ディスプレイ(縦)はティッシュ箱よりすこし小さい
- ディスプレイサイズは251mm x 180mm(横 x 縦)
- ディスプレイを垂直にした状態で、床からの高さが230mm
- 本体(支柱)の直径は140mm、ディスプレイも含めた長さは172mm
全体の大きさはティッシュ箱と同じくらいで、ディスプレイはB5のノートとほぼ同じサイズです。
ビデオ通話や動画用には十分な大きさです。
▲土台部分の直径はティッシュ箱と同じ
ティッシュ箱にB5の紙を貼り付けて回転させてみると実際のサイズがイメージできます!
プラグ部分
▲通し穴もあるのでガタつかない
電源ポートが一つあるだけでシンプルです。
他のスピーカーと接続したい場合は、Bluetooth接続を利用します。
ボタン部分
▲音声だけでなく物理操作もしっかりできる
3つのボタンがついています。左から順に
- マイクのON/OFF
- 音量を下げる
- 音量を上げる
の操作ができます。
カメラ部分
▲カメラが有効
▲カメラが無効。右上のボタンをスライドさせるとカメラカバーで物理的に隠れる
13メガピクセル(1300万画素)のカメラ搭載で、iPhone 14の1200万画素よりも高解像度です。
ビデオ通話や見守り機能をつかうときも、かなりきれいな映像を見ることができます。
物理的なカメラカバーがあるのでプライバシーが気になる方も安心です。
本体とディスプレイの接続部分
▲土台とディスプレイの接続部分
▲土台とディスプレイの接続部分(厚さ)
円柱にディスプレイがついているという珍しい形をしていますが、幅9cm・厚さ2cmの板でしっかり固定されています。
前に倒れたり、持ち運ぶときに折れたりする心配はありません。
メリット・便利なところ
Echo Show 10の気に入っているところを紹介します。
回転できるモーション機能が優秀
Echo Show 10の中で一番便利な機能は、画面の向きを自動で調整するモーション機能です。
うちではカウンターキッチンの上にEcho Show 10を置いています。
モーション機能のおかげで、料理や掃除、くつろいでいるときなどいつでも快適に動画が見れます。
料理中に注目してみても
- 流し台でお皿洗いしているとき
- 作業スペースで野菜を切っているとき
- コンロのフライパンで炒めているとき
などたくさん移動しますが、シームレスにこちらを向くよう動くので大事なシーンを見逃す心配もありません。
大画面で動画で楽しめる
10.1インチのHDディスプレイで他の画面付きデバイスよりも大画面の高解像度で見れるのも嬉しいポイントです。
デバイス | ディスプレイサイズ | 解像度 |
---|---|---|
Echo Show 5 | 5.5インチ | 960 x 480 |
Echo Show 8 | 8.0インチ | 1280 x 800 |
Echo Show 10(第3世代) | 10.1インチ | 1280 x 800 |
「動画はテレビで見るから大丈夫!」という人もいるかも知れませんが、テレビ以外でも動画が見れると実は便利です。
キッチンからテレビが見れない位置にある場合やテレビでゲームをしているときにも、Echo Showがあると動画を見ることができます。

見守りやビデオ通話が簡単にできる
Alexaのコミュニケーション機能を使うと外出先から部屋の様子を確認したり、離れた家族とビデオ通話を簡単にすることができます。
難しい操作や設定をしなくても利用でき、話しかけるだけで使えるので機械が苦手なひとも安心です。
さらに高解像度カメラ(1300万画素)とモーション機能も付いているので、市販の屋内用カメラよりも高性能です!
デメリット・不便なところ
Echo Show 10の注意が必要なところを紹介します。
ものを倒してしまう事故に注意
モーション機能の回転範囲にものが置いてあると倒してしまう可能性があります。
障害物検知機能がついており壁などにぶつかると回転は止まりますが、コップのような軽いものだとそのまま倒してしまうので注意しましょう。

持ち運びが大変
スキルの開発やブログの撮影で別の部屋に移動することがあります。
- 重さ(2560g)がそこそこある
- 持ちにくい形をしている
- 持っている時も回転する
という三重苦があるので複数の場所で使うのはあまりおすすめできません。
置くスペースが必要
高機能なだけにほかのEchoデバイスよりもサイズが大きく、回転するモーション機能もあるので、配置場所が重要になります。
うちでは幅30cmのカウンターキッチンにディスプレイの一部が宙に浮く状態で置いています。
支柱の直径が14cmなので、少し余裕を持っても置く場所の幅は24cmあれば大丈夫です。

Echo Show 10(第3世代)の口コミ・評判
Echo Show 10をお持ちの方5人への独自アンケート結果とTwitterでの評判を紹介します。
Echo Show 10の良いところの評判・口コミ
- カメラが広範囲で映し出せる カメラで人の位置を感知し、画面がその方向を向く
- 画質がきれい
- 画面が大きい
- 画面タッチにおける感度が優れている
- YouTubeも見れる
- 落ち着いた色調のデザインにまとまっている
Echo Show 10のイマイチなところの評判・口コミ
- 防犯目的で購入しても現状では非対応のアプリが多い
- 遠隔で上下の首振り操作ができない
- ディスプレイが回転するので、置ける場所が限られる
- 支えている台座の面積が大きい
- 値段が高い
Echo Show 10(第3世代)のおすすめの使い方・裏ワザ
日々使っている中で知っておくと便利になる、おすすめの使い方や裏ワザについて紹介します。
音声で画面の向きを操作する
- デバイスから離れすぎている
- 周囲が暗い
- 複数人いて違う人のほうを向く
などモーション機能が期待どおりに動いてくれないことが時々あります。
そのようなときは音声で話しかけると便利です。
音声コマンド | 説明 |
---|---|
「アレクサ、左に回って」 | 現在の位置から90°左に回転する |
「アレクサ、右に回って」 | 現在の位置から90°右に回転する |
「アレクサ、私をみて」 | 話しかけたひとのほうを向く |
「アレクサ、ついてこないで」 | 追いかけ機能を無効にする |
「アレクサ、ついてきて」 | 追いかけ機能を有効にする |
「アレクサ、モーションをオフにして」 | 画面の向きを固定する |
「アレクサ、モーションをオンにして」 | 画面の向きを調整できるようにする |
いつもと違う音を検出できる
定型アクションを利用して特定の音を検知でき、それをきっかけに色々なことができます。
例えばうちではキッチンにデバイスを置いており、「水の音が一定時間続いたらスマホに通知する」ようにしています。

- 水の音
- 家電製品の報知音
- 犬の吠え声
- 赤ちゃんの泣き声
- いびき
- 咳
Prime Videoなどで動画や音楽を楽しめる
会員になると追加料金不要で、さまざまな特典を受けることができます。
- Prime Videoで映画やドラマ、アニメが見放題
- Amazon Musicで200万曲の音楽が聴き放題
- Amazon Photosで容量無制限で保存できる
Echo Showデバイスととても相性が良いのでぜひチェックしてみてください!
Prime会員ではない人も、NetflixやYouTubeが見れるのでおうちで楽しく過ごせます。

Echo Show 10(第3世代)のよくある質問
Echo Show 10(第3世代)を使う前に知っておきたい、よくある質問・気になることについてお答えします。

Alexaの2台目・複数台持ちもおすすめ!Echo Show 10レビューまとめ
この記事では4年以上使っている Echo Show 10についてのレビューを書きました。
メリット | デメリット |
---|---|
• 回転できるモーション機能が超便利 | • ものを倒してしまう事故に注意 |
• 大画面で動画で楽しめる | • 持ち運びが大変 |
• ビデオ通話や見守りに使える | • 置くスペースが必要 |
発売から時間が経った2025年現在でもモーション機能がある唯一のデバイスでまだまだ現役でおすすめです。
少しお値段が張りますが、豊富な機能が備わっており最上位モデルとして十分な価値があります。
- Alexa搭載スマートスピーカー
- 動かせる1300万画素のカメラ
- 10.1インチのHDディスプレイ
- フォトフレーム
より便利で快適な生活を送りたい人はぜひチェックしてみてみましょう。
他の機種についても知りたい、どれにするか迷っている方は、Amazon Echoの選び方もあわせてご覧ください。
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