エアコンの効率を上げたい、部屋の空気を循環させたい。
そんな思いでサーキュレーターを探していたとき、スマートホーム対応のSwitchBotサーキュレーターに出会いました。
購入から1年が経過し春夏秋冬すべての季節を通して使った経験を踏まえて、その実力をレビューします。
結論から言うと、スマートホーム連携はもちろん、生活のいろいろなところで活用できる幅広さがあり、日々の生活を快適にしたい人にとてもおすすめです。
SwitchBotサーキュレーターの基本スペックと特徴
製品仕様まとめ
まず、SwitchBotサーキュレーターの基本的なスペックを確認しておきましょう。
項目 | スペック |
---|---|
サイズ | 幅33.4cm × 奥行17.3cm × 高さ38.2cm |
重量 | 約2.4kg |
消費電力 | 19W |
風量調整 | 100段階(アプリ)/ 10段階(本体) |
首振り角度 | 左右90°、上下90° |
騒音レベル | 22dB |
対応アプリ | SwitchBot、Alexa、Google Home、Siri |
電源につないで使うLiteタイプと、バッテリー式で持ち運べるワイヤレスタイプの2種類があります。

他社製品との違い
一般的なサーキュレーターとの最大の違いは、やはりスマートホーム完全対応という点です。
- アプリからの100段階風量調整(通常は3〜5段階)
- スケジュール機能で自動ON/OFF
- 温湿度センサー連携による自動運転(※他SwitchBot製品と組み合わせて)
- 音声操作に完全対応
SwitchBotハブと組み合わせると自由にカスタマイズでき、あなたの生活に合わせて便利に使えます。

価格帯と購入方法
定価は13,980円(税込)ですが、セール時には9,000円台で購入可能です。(2025年7月プライムデー価格)
- Amazon(最も在庫が安定)
- 楽天市場(ポイント還元率が高い)
- SwitchBot公式サイト(サポートが手厚い)
>SwitchBot製品はどこで買うべき?の解説記事も併せてご覧ください。
SwitchBotはどこで買える?12個の販売店を徹底比較!安くお得に買うなら家電量販店よりネットがおすすめ
SwitchBotはどこで買うのがベスト?ネット通販と家電量販店、各販売店のメリット・デメリットを実店舗取材で徹底調査。最もお得な購入方法が分かります。

SwitchBotサーキュレーターの開封から初期設定まで
同梱品の確認
箱を開けると、以下のものが入っています。
- サーキュレーター本体
- 充電ケーブル(1.5mケーブル)
- リモコン
- 取扱説明書
SwitchBotアプリとの連携手順
設定はとても簡単で、すでにSwitchBot製品を使っている場合は1分で連携できます。
-
SwitchBotアプリをダウンロード
- iOS/Android両対応
- アカウント作成(メールアドレスのみ)
-
デバイスを追加
- アプリ右上の「+」をタップ
- 「サーキュレーター」を選択
- 本体の電源スイッチを入れる、電源ボタンを長押し
- 名前やルームを設定
- 動作確認
- アプリから電源ON/OFF
- 風量調整をテスト
- 首振りの確認
実際に使ってわかった5つのメリット
ワイヤレスで持ち運べるところが便利
室内干しや風呂上がり、エアコンの付いている部屋以外でのちょっとした用事など、どこでも使える便利さがあります。
重さも2.4kgで2Lペットボトルと同じくらいで軽く、サイズもコンパクトで持ち手もあり、片手で持ち運べるところもおすすめポイントです。
風量3で使うことが多いのですが、週に2回くらいの充電すればよくスマホよりバッテリーが長持ちするので楽ちんです。
アプリ操作の反応速度が速い
Wi-Fi接続でも遅延は1秒以下。ストレスフリーな操作感です。
- スライダーでの100段階調整
- オートメーションで気温や時間で自動操作
- ウィジェット対応(iOS/Android)
スケジュール機能で電気代節約
曜日ごと、時間ごとの細かい設定が可能。我が家の設定例:
平日
- 6:00 - 風量30%で起動(起床時の空気入れ替え)
- 8:00 - 自動OFF
- 18:00 - 風量50%で起動(帰宅時)
- 23:00 - 風量10%に自動調整(就寝準備)
- 1:00 - 自動OFF
週末
- 9:00 - 風量20%で起動
- 以降3時間ごとに10分間の強運転
首振り角度のカスタマイズが便利
水平90°、垂直90°の範囲で自由に角度設定できます。
- キッチン作業時:下向き45°固定
- 就寝時:上向き30°でゆるやか循環
- 洗濯物乾燥:水平往復+垂直固定
アプリや本体のボタンからも操作できますし、物理的に手で向きを変えることも可能です。
コンパクトで場所を取らない
炊飯器3合炊と同じくらいの大きさで、慣れてくれば床においてても特に気にならなくなります。
- マットホワイトで清潔感
- 操作パネルが目立たない
- ケーブルも白で統一
正直な3つのデメリット
本体ボタンが時々反応しない
タッチ式のボタンのため、押しどころが悪いのか故障なのかわかりませんが、時々反応しないことがあります。
背面の物理電源スイッチで一度再起動(OFF/ON)すると復活するので不具合の可能性もありますが、そこまで困ってないのでそのまま使っています。

電源ケーブルを挿す時がめんどくさい
背面のケーブルを挿すところに、コの次でケーブルを入れ込んで潰れないようにできるのですが、そこに入れるのが少しめんどくさいです。
週2回くらいの充電の時だけケーブルを使うのでそこまで致命的ではないですが、几帳面な方は少し気になるかもしれません。

価格が少し高め
スマート機能なしのサーキュレーターなら3,000円台から購入可能。約3倍の価格差をどう考えるかは人によります。
個人的には、以下の点から妥当だと考えています。
- 利便性の向上
- 他のSwitchBot製品との連携
- 電気代の節約効果
SwitchBotハブやAlexa連携のおすすめ自動化5選
温度連動の自動運転
SwitchBot温湿度計と組み合わせて:
- 「室温が28℃を超えたら、サーキュレーターを風量50%で起動」
- 「湿度が70%を超えたら、強制換気モード」
在宅検知での自動ON/OFF
Alexaの在宅確認機能を使って:
- 「誰もいなくなったら、サーキュレーターをOFF」
- 「最初の人が帰宅したら、風量30%で起動」
就寝時の段階的風量調整
おやすみルーティンとして:
- 22:00 - 風量40%
- 23:00 - 風量20%
- 0:00 - 風量10%
- 1:00 - OFF
エアコンとの連携運転
効率的な室温調整:
- 「エアコンをつけたら、サーキュレーターも自動起動」
- 「設定温度に到達したら、サーキュレーターのみで維持」
音声コマンドのカスタマイズ
日常的に使うコマンド:
- 「アレクサ、空気を循環させて」
- 「アレクサ、寝室モードにして」
- 「アレクサ、洗濯物を乾かして」
Alexaなどで音声操作するには、SwitchBotハブが必要です。
SwitchBotサーキュレーターを購入を検討されている方へのアドバイス
1年間使い続けてきた経験から、SwitchBotサーキュレーターが特に活躍するシーンと、逆に他の製品を選んだ方がいいケースについてお話しします。
特におすすめしたいケース
- スマートホーム導入を検討している
- 静かな環境で使いたい
- 電気代を節約したい
- 外出先から操作したい
まず、スマートホーム導入済み・検討中の方には最適だと感じています。
SwitchBotは製品ラインナップが豊富で、後から温湿度計やカーテンなどを追加しても簡単に連携できるため、段階的にスマートホーム化を進められます。
音に敏感な環境で使いたい方にも自信を持っておすすめできます。寝室で使っても睡眠を妨げないほど静かで、書斎での作業中や子供部屋でも音が気になりません。

電気代を節約したい方にとっても、エアコンの効率を大幅に向上させられる点は大きなメリットです。
スケジュール機能やセンサー連携により、必要な時だけ必要な風量で運転するきめ細かい制御が可能になります。
外出先からの操作を重視する方にもおすすめで、具体的には以下のような使い方ができます。
- ペットの熱中症対策として室温を見ながら遠隔操作
- 帰宅前に空気を入れ替えて快適な環境を準備
- 旅行中の定期的な換気で部屋のカビ対策
このような活用で生活の安心感が格段に向上します。
他の製品を検討した方がいいケース
- 屋外での利用を考えている方
- 速乾性重視の洗濯物乾燥がメイン
- スマートフォンを使わない・苦手
- とにかく初期費用を抑えたい
一方で、「屋外では利用しないでください」と説明書にかかれているため、庭やキャンプなどでの利用を検討している方は避けた方が良いでしょう。(おそらく防塵未対応のため)
また、速乾性を重視する洗濯物乾燥がメインの用途なら、より強力な業務用サーキュレーターの方が適しています。
スマートフォンを使わない方や機械操作が苦手な方には、正直なところハードルが高いと言わざるを得ません。

初期投資を抑えたい方も、慎重に検討することをおすすめします。スマート機能なしのサーキュレーターなら3,000円台から購入できるため、価格差は約3倍になります。
まずは安価な製品で試してみたいという場合は、通常のサーキュレーターから始めるのも一つの選択肢です。ただし、後からスマート化したくなっても追加できない点は覚えておいてください。
↑ 目次に戻るSwitchBotサーキュレーターのよくある質問
購入前に気になる疑問について、実際に使っている立場からお答えします。


1年使って分かったSwitchBotサーキュレーターの実力
春夏秋冬すべての季節を通して使い続けてきた結論をお伝えします。
- 静音性:寝室でも気にならない22dBの静かさ
- 利便性:ワイヤレスでどこでも使える自由度
- 経済性:月額180円程度の低ランニングコスト
- 拡張性:他のSwitchBot製品との連携で可能性無限大
正直なところ、13,980円という価格は一般的なサーキュレーターの約3倍です。購入前は「高いかな」と迷いました。
でも実際に使ってみると、毎日の生活が確実に快適になることを実感しています。朝起きたときの空気の入れ替え、料理中の暑さ対策、洗濯物の部屋干し、就寝時の心地よい風。どれも「アレクサ、サーキュレーターをつけて」の一言で解決します。

特にワイヤレスタイプは本当におすすめです。コンセントの位置を気にせず、必要な場所で使えるメリットは想像以上に大きいです。
こんな方は今すぐチェック
- エアコンの電気代を節約したい
- スマートホームに興味がある
- 静かなサーキュレーターを探している
- ペットの熱中症対策をしたい
SwitchBotサーキュレーターで、あなたも快適な生活を手に入れましょう!

SwitchBot製品についてはこちらの記事も併せてご覧ください。
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