スマートリモコンは種類が多く、どれにしようか迷いませんか?
売り場を見ると SwitchBot と Nature Remo が並んでいて、どちらも「エアコンを声で操作できる」と書いてあります。値段は4,000円台から13,000円台までバラバラ。違いが分からないまま、なんとなく安いほうを選びそうになります。
この記事では、Alexa歴7年でSwitchBotハブ2を実際に使っているtekutoが、7機種を価格とセンサーで並べたうえで「あなたはどっちを選ぶべきか」を解説します。
- 迷ったときに選ぶべき1台と、その理由
- スマートリモコンの選び方(センサー・Matter・赤外線の範囲)
- SwitchBotとNature Remoの違いと、どっちを選ぶかの判断軸
- 2つを併用できるのか
- 買ってから「動かない」となる4つのつまずき
開催中のお得なキャンペーン
Audible
Kindleストア
先に結論|迷ったらSwitchBotハブ2、電気代を減らしたいならNature Remo Lapis
先に結論をいうと、tekutoがおすすめするスマートリモコンは次の3つです。
- 初めての1台で迷ったら → SwitchBotハブ2(8,483円)
- エアコンの電気代を減らしたいなら → Nature Remo Lapis(7,480円)
- とにかく安く試したいなら → SwitchBotハブミニ(4,254円)
理由はシンプルです。スマートリモコンは「リモコンをまとめる箱」ではなく、この先スマートホームをどこまで広げるかの入り口だからです。SwitchBotはカーテンや玄関の鍵まで同じアプリで足していけます。Nature Remoは温湿度センサーとエアコンの自動制御で、運転そのものの無駄を削ります。方向性が違うので、値段だけで選ぶと後から遠回りになります。
※価格は2026年8月時点のAmazon価格です(SwitchBotハブミニ(Matter対応)は2026年6月時点、Nature Remo 3はメーカー公式価格)。セールで変動するため、最新価格は商品ページでご確認ください。
スマートリモコンを入れると、毎日の何が楽になるのか

スマートリモコンは、エアコンやテレビの赤外線リモコンの信号を覚えて、スマホやスマートスピーカーから代わりに飛ばしてくれる機器です。家電を買い替える必要も、工事も要りません。コンセントに挿してWi-Fiにつなぐだけです。
導入して一番変わったのは、リモコンを探さなくなったことでした。
- 「アレクサ、エアコンつけて」
- 「アレクサ、テレビ消して」
- 「アレクサ、いってきます」(エアコンと照明をまとめてオフ)
とくに効くのが3つ目です。外出時に「エアコン消したっけ?」と不安になる時間がなくなります。うちでは出かけるときの一言でエアコン・テレビ・照明がまとめてオフになるようにしていて、これだけでもう元には戻れません。
アレクサ側の全体像はアレクサで始めるスマートホーム完全ガイドで整理しているので、そもそも何と何をつなぐのかが曖昧な方はあわせてご覧ください。
↑ 目次に戻るスマートリモコンの選び方は「センサー」と「この先何を足すか」で決まる
スペック表を全部見る必要はありません。判断に効くのは次の4つだけです。
センサーの有無|自動化するなら必須、声だけならなくていい
温度・湿度・照度・人感といったセンサーは、「30℃を超えたらエアコンをつける」「暗くなったら照明をつける」のような自動化の引き金になります。逆にいえば、声とスマホで操作できれば十分ならセンサーは要りません。ここが値段の差の大部分です。
Matter対応|iPhoneの「ホーム」アプリでも使いたいなら見る
Matterはスマートホーム機器の共通規格です。対応していれば、Alexaに加えてApple HomeやGoogle Homeからも扱いやすくなります。アレクサだけで使うなら必須ではありませんが、家族がiPhoneユーザーなら効いてきます。
赤外線が届く範囲|部屋をまたぐ操作はできない
赤外線は壁を通りません。SwitchBotのハブ2とハブ3は送信最大30m、ハブミニは最大10mです。リビングと寝室の両方を操作したいなら、1台でまかなおうとせず2台目を置くほうが確実です。
この先何を足すか|ここが一番大きい
スマートリモコン単体で終わるならどれでも大差ありません。差が出るのは、カーテンや鍵、掃除機まで広げたときです。SwitchBotは周辺機器が同じアプリで完結します。Nature Remoは機器の数では及びませんが、電気代の最適化という別方向に強みがあります。
↑ 目次に戻るSwitchBotとNature Remo、どっちを選ぶか
「どっちを買えばいいか」で止まっている人がいちばん多いところなので、正面から整理します。
| 比較項目 | SwitchBot | Nature Remo |
|---|---|---|
| 得意なこと | カーテン・鍵・照明まで同じアプリで広げる | 温湿度センサーとエアコンの自動制御で節電する |
| センサー | ハブ2は温湿度・照度、ハブ3は人感も追加 | Remo 3は温湿度・照度・人感、Lapisは温湿度 |
| Matter対応 | ハブ2・ハブ3・ハブミニ(Matter対応)が対応 | LapisとnanoがMatter対応、Remo 3とmini 2は非対応 |
| 本体だけでの操作 | ハブ2はボタン2つ、ハブ3はダイヤル+ボタン4つ | 本体に操作ボタンはなし |
| 価格帯 | 4,254円〜13,482円 | 4,480円〜9,980円 |
| 向いている人 | 家中をまとめてスマート化したい人 | エアコンの電気代と快適さを両立したい人 |
判断はこの一言に落ちます。家電を「増やす」つもりならSwitchBot、エアコンを「賢く動かす」ことが目的ならNature Remoです。
スマートリモコンのおすすめ7選
まず7機種を、価格・センサー・Matter対応で並べます。
| 機種 | 価格 | センサー | Matter | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| SwitchBotハブ2 | 8,483円 | 温湿度・照度 | ○ | 迷ったときの1台目 |
| SwitchBotハブ3 | 13,482円 | 温湿度(別体)・照度・人感 | ○ | 本体で操作したい人 |
| SwitchBotハブミニ(Matter対応) | 5,980円 | なし(別売線で温湿度) | ○ | 安くMatterも欲しい人 |
| SwitchBotハブミニ | 4,254円 | なし | × | まず試したい人 |
| Nature Remo Lapis | 7,480円 | 温湿度 | ○(20台) | エアコンを節電したい人 |
| Nature Remo nano | 4,480円 | なし | ○(3台) | Nature Remoを最安で試す人 |
| Nature Remo 3 | 9,980円 | 温湿度・照度・人感 | × | センサーを全部欲しい人 |
ここからは1機種ずつ、どんな人に向くかを補足します。
SwitchBotハブ2|初めての1台に一番すすめやすい
温湿度センサーと照度センサーを内蔵し、本体のディスプレイに室温と湿度が出ます。赤外線は送信最大30m。リモコンの登録は型番を入れるだけで済むことが多く、見つからない機種もボタンを押して学習させられます。
「エアコンを声で操作したい」「室温で自動化もしたい」の両方を満たしていて、価格は8,483円。迷ったらこれでいい、と言い切れるバランスです。実際の設定手順はスイッチボット ハブ2とアレクサの連携方法で画面ごとに解説しています。
SwitchBotハブ3|本体のダイヤルで操作したい人へ
2.4インチのディスプレイに加えて、ダイヤルとカスタムボタン4つが付いた最新モデルです。スマホを開かずに本体のダイヤルでエアコンの温度を変えられます。人感センサーも新たに載り、温湿度センサーは付属ケーブルで本体から離して設置できます。
13,482円とハブ2より5,000円ほど高いので、「リビングに操作パネルを1つ置きたい」「人の出入りで自動化したい」に当てはまる人向けです。
SwitchBotハブミニ(Matter対応)|安く始めてMatterも欲しい
5,980円でMatterに対応した、コスパ枠の本命です。ただし温湿度センサーは本体に内蔵されておらず、温度をきっかけに自動化したい場合は別売の温湿度センサー線が必要になります。赤外線の到達範囲も最大10mとハブ2より短めなので、エアコンやテレビの近くに置ける前提なら十分に足ります。
SwitchBotハブミニ|とにかく安く試したい
4,254円。センサーもMatter対応もありませんが、「声とスマホで家電を操作する」という目的だけなら過不足ありません。スマートリモコンが自分の暮らしに合うか試したい、という一歩目に向いています。
Nature Remo Lapis|エアコンの電気代を減らしたいなら
温湿度センサーを搭載し、エアコンの運転中に設定温度を自動で調整して電気を節約するオートエコ(節電の強さを1〜3段階で選べます)と、オートメーションでエアコンが自動起動したときに徐々に設定温度へ近づけるコスパ起動が特徴です。Matterにも対応(20台まで)していて、7,480円。
「エアコンをつけっぱなしにしがちで電気代が気になる」という悩みに、機能で正面から答えている数少ない製品です。エアコン側の対応状況はアレクサ対応エアコンの比較も参考になります。
Nature Remo nano|Nature Remoを最安で試す
4,480円。センサーは非搭載で、Matterは3台までの対応です。アプリのシンプルさを試したい、寝室に2台目として足したい、といった用途向けです。温度や湿度をきっかけにした自動化はできませんが、時刻やスマホの位置情報をトリガーにした自動化なら本体センサーなしでも設定できます。
Nature Remo 3|センサーを全部載せたい
温度・湿度・照度・人感の4つのセンサーを搭載した上位モデルで、公式価格は9,980円です。Matterには対応していません。センサーの数だけを見ればシリーズで最も充実していますが、Matterを重視するならLapisのほうが素直です。なおAmazonでは在庫が安定しないため、購入はNature公式サイトが確実です。
↑ 目次に戻るSwitchBotとNature Remoは併用できる
「両方買ってしまった」「片方を残したまま乗り換えたい」というときですが、併用はできます。
ただし2つの製品が直接連携するわけではありません。それぞれのアプリで別々に管理し、アレクサ側で両方のスキルを有効にすることで、声からは同じ家の家電として扱えるようになります。
現実的な分担はこうなります。
- SwitchBot:カーテン・玄関の鍵・照明・掃除機など、機器を増やす側
- Nature Remo:エアコンの温度管理と電気代の最適化に専念させる
注意点は、同じ家電を両方に登録しないことです。エアコンをどちらからも操作できる状態にすると、片方が消したのをもう片方がつけ直す、という噛み合わない動きが起きます。1つの家電はどちらか一方に任せるのが鉄則です。
SwitchBotで実際に何ができるかはアレクサと始めるSwitchBotのある暮らしで紹介しているので、増やす側の具体例が知りたい方はあわせてご覧ください。
↑ 目次に戻る買う前に知っておきたい4つのつまずき
初心者がつまずくのは、たいていこの4つです。
-
赤外線リモコン以外の家電は操作できない
Bluetoothや電波(RF)方式のリモコンで動く家電は対象外です。Nature公式も明記しています。リモコンを家電に向けなくても操作できる機種は、赤外線ではない可能性が高いので購入前に確認してください。
-
設置場所を間違えると届かない
赤外線は壁も家具も通りません。テレビ台の扉の中や、エアコンから見て柱の裏に置くと反応しなくなります。操作したい家電から見通せる位置に置くのが基本です。
-
Wi-Fiは2.4GHz帯で設定する
多くのスマートリモコンは2.4GHz帯にしか対応していません。SwitchBotサーキュレーターを導入したときに反応が不安定だったことがあり、設定に使うスマホを5GHz帯から2.4GHz帯に切り替えて設定し直したところ安定しました。うまくつながらないときは、まずWi-Fiの帯域を疑ってください。
-
プリセットにない機種は手動で覚えさせる
型番から選ぶだけで終わることが多いものの、古い家電やマイナーな機種はリストに出てきません。その場合はリモコンのボタンを1つずつ押して学習させます。手間はかかりますが、登録さえ済めば普通に使えます。
よくある質問
スマートリモコンの選び方まとめ
- 迷ったらSwitchBotハブ2(8,483円)。温湿度・照度センサー付きで、自動化まで一通りできる
- エアコンの電気代を減らしたいならNature Remo Lapis(7,480円)。オートエコの自動温度調整が効く
- とにかく安く試すならSwitchBotハブミニ(4,254円)
- 選び方の軸は「センサーが要るか」「Matterが要るか」「赤外線が届く配置か」「この先どこまで家電を増やすか」の4つ
- 併用は可能。ただし同じ家電を両方に登録しない
まずは今日、いちばん面倒に感じている家電を1つだけ思い浮かべてみてください。それが赤外線リモコンで動くエアコンなら、この記事のどれを選んでも解決します。1台入れて「リモコンを探さない生活」を体験するところから始めるのが、遠回りに見えていちばん失敗しない進め方です。







